市は、保育料が他都市よりも低い、私立幼稚園の保育料との均衡、受益者負担の適正化を理由に、値上げを提案してきました。
井坂議員は受益者負担というが、教育における受益者、つまり利益を得るのは誰なのかという次のような問題提起をして値上げに反対しました。
子どもたちの教育にお金を使うことは最終的には藩のためになるとの長岡藩の米百俵の故事もあります。また、ヨーロッパでは、教育は将来の国づくりのために必要であり、国のためになるという考えで、大学の授業料まで無料にしている国があるほどです。
日本の考え方が遅れていることは、世界の先進国中でGDPに占める教育費の割合が最下位だということからも明らかです。
将来の日本の教育の在り方を考える上からも、教育における受益者は誰なのか、しっかりとした論議が必要で、受益者負担の適正化という名目での値上げには反対しました。
2023年12月議会後半の反対討論
２０２３年１２月議会で反対討論を行いました。
「米海軍基地のPFOS等流出への対応として設置された...
