中学校の完全給食はどこでも100%に近い実施状況ですが、横須賀市は実施していません。神奈川県の実施率は 24.9%と異常に低いですが、徐々に増えています。三浦市でも実施しています。
大村洋子議員は、一般質問で中学校完全給食の実施を強く迫りましたが、市長は空調設備設置や耐震補強などを重視してきたなどと言い訳に終始し、学校給食については弁当注文方式を続けるという姿勢でした。しかし、この問題は他の施策を優先してきたから仕方ないでは済まされる問題ではありません。その後おこなわれた市長選挙で中学校給食問題が大きな争点となりました。
市議会は全会一致で「積極的な検討を求める」意見
6 月 10 日の教育福祉常任委員会での中学校完全給食を求める請願審査の中で、井坂しんや議員は昨年から中学校給食を始めた相模原市のデリバリー方式や自校方式、親子方式などの試算を求め、教育委員会として検討することになりました。
また、常任委員会では、請願は不採択になりましたが、「中学校における完全給食の実施形態に関して積極的な検討を行うこと」という意見が全会一致で決まりました。
これは、いままで市が検討しないとしていたことに対する重要な意見であり、実現に向けてがんばりたいと思います。