副市長人事、共産党の基本的考え方
二転三転した副市長の人事案件、私たちは一人は賛成し、一人は反対しました。副市長は、市長を補佐することはもとより、時には市長に代わって市民の声を聞き市政に反映させるなど、住民自治を充実させる上でも重要な役割を担っています。私たちはこれまでも国から押しつけられた人ではなく、市の行政の内容にたけた方であること、市の各部長をはじめ職員をまとめていける方が適切として、市の職員出身で清廉潔白の方が最適だとしてきました。
「チェンジ」にふさわしい副市長を
しかし、一人の方については昨年の原子力空母の配備、またこれに関わって行われた直接請求による住民投票条例の制定などの重要な案件の担当部局の部長であり、市職員として市長の意向に従わなければならなかったとはいえ、その対応については責任を問われなければなりません。
また、今回の提案は原子力空母の配備と住民投票条例に対する吉田市長の対応が前市長と同じ姿勢を続けるという表明でもあり認めるわけにはいきません。「チェンジ」を掲げた市長の姿勢が問われるところです。