開発をしようとする事業者は市からの開発許可が必要で、その許可基準をどうするかは、まちの風景や環境、住民の安全など、住みよいまちづくりに大きな影響を与えます。今回、その開発許可基準を変えようとする条例案が提案されました。
市は「同一の事業者が1団の土地の開発をする際、1期2期と細分化して行い、1団の土地に対する厳しい開発許可基準を逃れようとすることを規制するため」として、引き続く次の開発までに一年を置くという条例改正案を出してきました。
ねぎしかずこ議員は、パブリックコメントでも「これでは開発許可基準逃れを抑制できない」という厳しい意見が相次いだように、「逆に、1年しのげば2期目の開発行為を可能とする抜け道を与えるようなもので、一定期間を設ければよいというものではない」と指摘。市民側に軸足を置いた条例改正を求め、反対しました。