ご存じでしたか?
10年前、横須賀市が委託する保育ママ宅に預けていた乳児が亡くなりました。吐いたミルクをのどに詰まらせた窒息死でした。もっとこまめに呼吸チェックしていれば助かる命でした。
6年前、乳児のおかあさんは横須賀市と保育ママを訴える裁判を起こし、この5月におかあさんは勝訴判決を得ました。
何で控訴? 真摯に判決を受け入れよ
しかし、横須賀市は判決を不服とし、6月1日の臨時議会に、控訴したいがどうかという投げかけを議案という形で提出してきました。
控訴すべきではないとするねぎしかずこ議員が「控訴して何を得ようとするのか」と問うと「最終的に勝ち取るもの、そういうものは想定していない」と市は答弁。
しかし、議会全体としては賛成多数となり、議案が通過した数日後、横須賀市は控訴に踏み切りました。
現在はこまめに呼吸チェック
当時行われていた【睡眠時に15分に一度】の呼吸チェックは、現在では【5分に一度】と改善されています。これは教訓を学んだ結果です。ですから、いたずらに裁判を長引かせる控訴という態度は意味がなく横須賀市は真摯に判決を受け入れるべきです。