6月22日の控訴審判決は横浜地裁判決を基本的に維持しましたが、米軍上司による指導監督の裁量権を地裁判決よりも拡大し、公務外であっても指導監督が及ぶのは、米軍本来の目的を害するものとする新たな「基準」を示すなど、露骨に米軍側に追従した内容となっています。
山崎さんは記者会見で「今回の判決は本当に不当だ、この裁判所の判断では米兵犯罪はなくならない」と厳しく批判しました。