核密約に対する市長の意思表示を
核密約の問題は、その存在がほぼ確定的となり、現在、国では有識者検討委員会で詳細の検討がされています。1 月にはその報告が出されるとのことですが、この密約は横須賀港に核兵器が持ち込まれていたことがはっきりと証明される内容であり、横須賀市にとっては重要な問題です。今後核兵器が持ち込まれないように市長としては、現段階からこの問題に対する意思を示すべき時なのに政府の見解を待つという従来までの主張となんら変わりませんでした。
予算編成に市長のビジョンを示せ
予算編成については、市長は財政が厳しいことばかり強調するものの、その厳しい中で何を中心の問題として取り組むのか、マニュフェストの優先順位をどのように示すのかなど、これからの具体的ビジョンについては何も語りません。市長就任から半年が過ぎる中でもっと市長のビジョンを市民に示すべきとの質問に対し、今はその時期ではないと答えるばかりでした。