日本共産党横須賀市議団

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2016年11月24日

11月22日、かながわ環境整備センター〈産業廃棄物最終処分場〉などを、日本共産党の県会議員団とともに、市議団3人そろって視察しました。

◎横須賀市の芦名にあるこのセンターは平成18年6月からの稼働ですから、建設から丸10年経った時点での視察となりました。

この建設をめぐっては、十数年前、住民の反対運動が繰リ広げられました。

日本共産党市議団も、計画段階から、その白紙撤回を議会でも求めてきたことを、きのうのように思い出します。当時は市会議員としてその先頭に立って論陣を張っていた井坂しんや現県会議員も一緒の視察です。

希少動物のトウキョウサンショウウオも生息する貴重な森の中の大開発であり、環境に大きな負荷を与えることはないのか、そこから浸み出した水が相模湾を汚染することはないのか、断層が近くを走っており万一の有害物質の露呈はないのかなど、生物に与える影響や、県の施設として設置することに対しては、民間の産業廃棄物の処理を公共が関わることがどうなのかなど、様々な観点から論議したものです。

ここは開設後も、福島の「震災がれき」の受け入れをめぐって、住民や議会それぞれにおいて熱い論議が交わされるなど、(なお、震災がれきは受け入れていません)なにかにつけ、賛否両論が渦巻いてきた施設です。

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(県のパンフより、受け入れ廃棄物の種類一覧)

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森とセンターとの間に走っている暫定・坂本芦名線側からはフェンスもあり見えませんが、その反対側から中を見せてもらいました。(芦名方面から平作方面に向かって撮影)

廃棄物を詰めたフレコンバッグをぎっしりと並べ、その上に覆土しているショベルカーが、まるでおもちゃのように見えました。

どこまでも続く、巨大なドライドッグのようです。

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この写真は、上の写真と逆の方角(平作方面から芦名方面)からのものです。芦名寄りには、白いフレコンバッグと覆土が幾重にもなって、ほぼ道路の高さまで埋まっていますが、手前はまだ、底のままです。埋まっているのは全体の37%とのことです。

全部埋まれば、跡地利用として、その上を市道・坂本芦名線が走り、周辺敷地も緑化復元すると県は約束しているものの、ほぼ10年で満杯になるとの予測に遠く及びません。建設当時から「民間の産業廃棄物処理場がひっ迫しているから作る」と言い張ってきた県のうたい文句の検証が必要です。

いずれにせよ、県の施設とはいえ、今後の横須賀市にとっても影響大で、その成り行きが注目されることろです。

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◎長沢のしらとり園も、視察させていただきました。

DSC_4330_6298しらとり園視察

◎武にある清光ホームも、視察させていただきました。清光園の出口付近にある、とってもメルヘンなパン屋さん前で、心もルンルン。はじけちゃいました。このパン屋さんは、ここの利用者さんたちが作って販売しているのです。とってもおいしいパンでした!

みなさん、本当に、ありがとうございました。

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