PFI など民間事業者任せでいいのか?
中学校給食実施の具体化の中で、施設建設から運営まで民間に委託する PFI方式も検討されています。この方式のいちばんの心配は市の栄養士から民間の調理員へ直接の指示、命令が行えないということです(労働者派遣法に抵触の恐れ、いわゆる「偽装請負」)。「当日の食数の変動、食物アレルギー対応、異物混入や食中毒など緊急の際の連絡体制は大丈夫か」との大村議員の追及に、教育長は「現場の管理責任者が対応する」と答弁でした。しかし、食育や地産地消を考えれば運営は市の 直営で行うのが道理です。
中学校給食のセンター候補地は旧平作小学校
給食センターの候補地に旧平作小学校跡地が決まり、周辺の9町内会への説明会がスタートしています。住民の理解と納得が何より大事です。候補地が決まれば、旧校舎の解体工事が始まる予定です。
民間の資金を活用する PFI 方式の検討のほか、国の補助金獲得も大きな課題となります。