日本共産党横須賀市議団

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よこすかから平和を発信 原子力空母NO!
トピックス 見解・資料
2019年8月1日

市長は、常駐配備の地ならしとなる《ヨコスカ・フレンドシップデー》でのオスプレイの展示に抗議を!

オスプレイ2

7月31日、市議団(大村洋子・ねぎしかずこ・井坂直議員)は、「ヨコスカ・フレンドシップデー」(8月3日・米海軍横須賀基地一般公開)でのオスプレイの展示計画に抗議し、市長に、この計画と飛行の中止を米海軍に求める申し入れをしました。

「自衛隊が米軍との合同軍事演習でも一体化が進む中、自衛隊の市内のヘリポートや、空母化されようとしている自衛艦いずもへのオスプレイ飛来も起こりかねない」と強い懸念を示しながら申し入れ。

県議団と県平和委員会など4団体も、県知事宛てに同様の申し入れをしました。

写真は、市長への申し入れの前に南関東防衛局を訪れ

「各地で整備拠点の設置や配備拡大が狙われている中での展示は、常駐配備の地ならしと受けとらざるを得ない」と申し入れをする井坂しんや県議団長と横須賀市議団・はたの君枝衆院議員。

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横須賀市長 上地 克明  殿

                   2019年7月31

米海軍横須賀基地でのオスプレイの展示計画に抗議し、展示計画と県内飛行の中止を米海軍に要請することを求める申し入れ

                   日本共産党神奈川県委員会 田母神 悟

                   日本共産党神奈川県議団  井坂 新哉

                   日本共産党横須賀市議団  大村 洋子

7月30日の神奈川新聞の報道では米海軍横須賀基地(横須賀市)で8月3日に開かれる基地開放イベント「ヨコスカ・フレンドシップデー」に、米軍の輸送機オスプレイ1機が展示されることが報じられた。

その後、南関東防衛局は、横須賀市からの問い合わせに対して米海軍に確認したところオスプレイが展示される「可能性がある」とのことで、もし、オスプレイが展示されることになれば、県内で初めてのこととなる。

 オスプレイは、沖縄やオーストラリアなどで墜落事故を起こし、上空を飛行することに地域住民から不安が寄せられるとともに飛行中止を求める声が挙がっている。

日米合同委員会の合意によれば「住宅密集地帯の上は飛ばない」としているが、これまで横須賀をはじめ神奈川県内では、2014年から31回の飛来が確認されており、今回の展示はオスプレイの運用を既成事実化し、今後県内への飛来が常態化することになりかねない。

 おりしも厚木飛行場に隣接する日本飛行機株式会社がオスプレイの整備工場として名乗りを上げていることや米海軍が2020年以降C2グレイハウンドに代わってオスプレイを配備することを計画しており、今後米空母ロナルド・レーガンにも配備されるのではないかと危惧される。

第七艦隊の母港となっている横須賀を拠点にオスプレイが重要な役割を果たすことになれば、爆音被害と欠陥機の飛来による人口密集地での重大事故発生の不安が大きく広がることになり、オスプレイの配備を許すことはできない。

 以上のことから、貴職におかれては、今回のオスプレイの展示計画に抗議するとともに展示計画と県内飛行の中止を米海軍に要請するよう求めるものである。

                                   以上


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