きめ細かな測定と公表を
ねぎし議員は、福島原発事故の放射能に対する不安を解消するため、測定をきめ細かく実施するよう求めました。市長と教育長は「検討する」との答弁。その後、市立小・中学校全校、市内の保育園・幼稚園や児童施設、市立の高等学校・養護学校・ろう学校などの校庭や園庭、公園での地表の放射線量を測定しました。学校や公園のプール水、学校給食の食材などについても測定されます。この結果は、市のホームページなどでも公表されています。
下水汚泥も放射能汚染、焼却灰は安全保管を
市の下水汚泥の焼却灰も放射能汚染が判明。市民に影響を与えない保管の徹底と、保管費用を原因者に求めるようただしました。保管場所となっている浄化センターでは、放射線の測定結果に心配はないこと、また、費用は国などに請求していきたいと、上下水道局長の考えが示されました。
核燃料製造工場GNF―J
ねぎし議員は、久里浜地域にある核燃料製造工場GNF―Jが、工場内で放射性物質を漏らした事故について、事故報告を受けたときは、早急に公表するよう求めました。また、工場が低地に立地しており、津波対策などについても質問しました。
市長は「今回の震災を踏まえてGNFを対象とした訓練についても検討の必要がある」と答えました。