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2011年8月4日

「障がい者の就労支援強化を」2011年第2回定例会で大村議員が一般質問

oomura鎌倉でA型事業所をやっている人から、「逗子や葉山、鎌倉の人は交通費の補助が出ているのに、横須賀の人は出ていない。なんとかならないか」という相談がありました。

障がい者のA型事業所は鎌倉には4事業所もあり、70人が働いています。ところが横須賀には一つもありません。A型事業所とは雇用契約を結んでいる事業所のことです。

遅れを取り戻す積極提案

横須賀市にも「障害者雇用奨励金制度」という就労支援の制度があり、障がい者を雇うとその事業者に1か月4万円の補助が支給したり、事業所に通う時の交通費を補助したりしていますが、このどちらからも対象外とされているのが「就労継続支援A型」事業所への支援です。大村議員はここに焦点をあて、「横須賀も交通費補助を出すべきではないか。」と積極的な提案をしました。

「官僚」顔負けの官僚的答弁

ところが、市長は「雇用契約を結んでいることから交通費の補助対象でない。」という今の要綱通りの冷たい答弁でした。そこを変えてほしいと提案しているのに官僚的な答弁はかみ合いません。

市長の本気度が試される障がい者への就労支援

市長は「交通費の補助がないため本市の障がい者が就労の場から弾かれているとは言えない。」とも強弁しましたが、支援への本気度が疑われる答弁です。

来年度には岩戸養護学校からも新たな卒業生が誕生します。どうやったら、もっと障がい者が働きやすくなるのか、もっと真剣に考えるべきです。引き続き頑張ってまいります。


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