横須賀市は国保料滞納者から健康保険証を取りあげ、「資格証」を出し、医療窓口での負担が10割になってしまう措置をしています。
大村議員は「全国では保険証の取り上げで、手遅れで亡くなるケースや、再三の催告通知にノイローゼになり自殺する人までいます。こんなやり方は憲法25条の生存権にも違反しているので、止めるべき」と質しました。
資格証を発行しても収納率が上がるわけではないことがはっきりしている厚生労働省の資料を示しましたが、市長は収納率にこだわり「止める気はない」との冷たい答弁でした。
大村議員が横須賀市の3倍の人口でも資格証発行ゼロのさいたま市の例を挙げ、「研究すべきではないか」と水を向けると、市長は「調べてみたい」との答弁でした。
滞納対策はペナルティーではなく、きめ細かな納付相談が大事です。今後も引き続きとりくんでまいります。