中学校給食について市長は、昨年の市長選で「中学校給食のニーズに応える」ことを公約し、「給食弁当」の試行を行いました。
ねぎしかずこ議員は、試行後の生徒・保護者・教職員を対象に行ったアンケートと事業者ヒアリングの結果をもとに、市長と論議を交わしました。
生徒は「冷たい」「(小学校での)給食とちがい、がっかりした」。保護者は「400円は高い」。教職員は「事前注文やあとかたづけで学校現場が大変」。事業者からは「作業が通常業務とかち合って大変」「価格を下げるのは困難」など。どの立場からも不評でした。
しかし市長は、「生徒は『今後も注文したい』と答えている」と強弁し、「来年の春から本格実施する」と答弁しました。
また、教育委員会は議会から要請のあった中学校完全給食の経費の推計を報告しました。
示された金額はあくまでも推計であり、実情に合わせて具体的に検討すれば金額も変わるはずなのに、市長は「財政が厳しい」の一点張りでした。