日本共産党横須賀市議団

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2018年7月13日

将来のまちづくりを見据えていま取り組むべき課題を明確に(2018年6月定例議会)

199-7 日本社会が初めて直面する人口減少問題に対して、いま取り組むべき課題を明確にして、これからのまちづくりはどのような観点で進めていくのかが問われています。わたしたちに身近な公共施設のあり方を示す計画である「FM 戦略プラン」の策定が始まりました。

数多くある市の公共施設の中で市役所本庁舎は、自治体の中枢であり、顔であり、ランドマークの役割もあり、何よりも市民の心のよりどころです。現在の市役所・本庁舎1 号館と3 号館は34 年前の1984 年に「21 世紀の横須賀市の人口を55 万人と想定し、それにふさわしいもの」として建てられました。

いま支障がなくとも将来に備えを

井坂なおし議員は、「市民生活を守るための日常業務は円滑に進められているのか」とまず現状を質しました。

市長は「現状では業務に支障はない」と答弁。井坂なおし議員は、いま支障がないと言っても、土木部や港湾部等が入る2 号館は建築後50 年を経過し、20 年後に建て替えを検討する計画だから、いま出来ることや備えることの足がかりをつくることはやっておくべきだ、それが必ず後世に役立つと主張しました。

ユニバーサルデザイン化はいますぐ

市役所は、障害の有無、年齢、性別や国籍にかかわらず多様な方が訪れます。井坂なおし議員は、庁舎内のユニバーサルデザインやバリアフリー化など、いまできることを積極的に進めるよう市長に求めました。

市長は「継続して取り組んでいきたい」と答えました。ユニバーサルデザインは「全ての人のデザイン」です。障害者や高齢者に対する理解が、職員をはじめ訪れる市民にも深めることができるきっかけになると考えます。


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