市民と基地従業員の命と健康を守れ
総務常任委員会でねぎしかずこ議員は、原子力空母GWでの定期修理や放射性廃棄物の搬出の問題にふれ、情報公開と約束違反の修理の中止、また、基地従業員が求めている線量計の装着を実現させるよう求めました。定期修理が放射能管理を必要とする危険なものという認識がなく、ねぎしかずこ議員の質問に対し、国に確かめるという答弁。後日、国が「昨年と変わらず、何ら問題ない」というから「問題ない」という始末。詳しい中身を米軍から「聞くことができない」ので本市も「いたしかたない」という立場に終始しています。
市と米軍の防災協定機能せず
ねぎしかずこ議員は、2月28日にチリ地震の津波災害対策本部を立ち上げた際、米軍との防災協定がいかに機能したかを質しました。
市の方からは本部を設置してから解除するまで、米軍に市の動きを伝えましたが、米軍のほうは「ハワイの基地からの連絡で、警戒態勢は必要なし」として、本市との協力関係を築こうとしませんでした。
あくまで軍隊独自の指示・命令で動くものであることがはっきりしました。
3年前に本市と米軍・横須賀基地が締結し、自然災害も含むとされた協定でしたが、今回の津波の件によって、協定が全く機能しないことが浮き彫りになりました。