市長は基地について、国の防衛大綱を丸写しで施政方針にかかげておきながら一方では「現実のものとして受け止める」としか述べず、あいまいな表現でごまかしてきました。
今回、大村洋子議員は市長の基地に対する基本姿勢をあいまいにせず、明確にするよう質しましたが、市長は「どう判断するかは大村議員に任せたい。」との答弁でした。
基地のまちの市長が基地に対する基本姿勢を明確にできないでいいのでしょうか。
「禁酒要求」は間違いだった
米兵犯罪問題では、市長が市議時代に「無期限禁酒」を主張していたことを質しました。
市長は「あの頃は感情的だった」「間違いだった」とあっさり撤回してしまいました。
犯罪が起こるたびに米軍は「綱紀粛正」と言い、夜の零時以降の外出を禁止にしますが、それもいつの間にかうやむやになってしまうのが実態です。
米兵犯罪は深夜で飲酒がらみが大変多いことを考えれば、深夜の「無期限禁酒」は有効的な防止策。しかし、市長は市議時代の発言を撤回し大きく後退してしまいました。