3か月もの休校からやっと通常授業に戻り、例年であれば夏休みのところ休校中の学びを取り戻すためこどもたちは登校しています。
今こそ急いで20人学級へ
感染防止のためにも、座席間隔の確保が求められていますが、40人目一杯のクラスもあり、座席間隔は1メートルぎりぎりです。教職員を増やし、少人数学級にすることが急務ですが、教育にお金をかけない国の政治がこれを阻んでいることが、懇談のなかでも浮き彫りになりました。
「構造改革」の名で進められた公務削減の大きな流れの中で、教職員の採用も抑制され、そして教員不足が叫ばれると、予算をかけずに教職員を増やす手段として非正規教職員を拡大してきた、これを変えていかなければなりません。
熱中症にならないよう、マスク指導は適切に
6月16日、文科省の衛生管理マニュアルが改定され、「暑さで息苦しい時など」また、登下校中も「人と十分な距離を確保できる時はマスクをはずすなど、臨機応変に対応する、ことなどが重要」と強調しています。私たちはこれに沿った対応をするよう求めました。
教育委員会は、原則としてマスク着用としているものの、登下校や体育の授業など熱中症が心配されるときにははずしてよいことを指導しています。しかし、必ず着用すると思っている地域の方や、本人の意思ではずしたがらない児童生徒もおり、学校現場では苦慮しているとのことでした。